半径1.5メートルの世界

書くことがあれば更新・・・を心掛けたい今日この頃。

戦争についてちょっと考えてみる

 今日のダンボール戦機ウォーズを見て、ちょっと考えてみようと思いました(`・ω・)

番組自体の感想は前の記事で。

 

 ダンボール戦機ウォーズでは、名目上「LBX」(作中で最も流行ってるホビー、ケータイ的なやつで操って戦わせる、世界大会もある、殺傷力がホビーのそれじゃない)のプロ養成の専門学校である神威大門統合学園という場所で「ウォータイム」という仮想国同士の仮想戦争をさせていました。

 実はウォータイムはただの仮想戦争でなく、本当の国際情勢を塗り替える代理戦争だったのです。(生徒達は聞かされていない)

 結局生徒達からの不信が募るなどして主人公達は真実を教えられるのですが、代理戦争のお陰で本当の戦争で死ぬ人が減るならその方が良い、との理由で代理戦争を続けます。

 ですが、学園に「ワールドセイバー」というテロ組織が入り込み、ウォータイムでのロスト(使用LBXの完全破壊、戦死扱い)は学園の退学から本当の死に変えられてしまいました。

 

 と、いうのを前提に(あまり必要でなかったかな?)

 

 まず、自分の考えとしては、「死人の出る本当の戦争より、バーチャルで比較的平和に済むならその方が良い」です。

 感情は連鎖する、と言いますが、世界の平和を考えるならばできるだけ負の感情は増やさない方が良いと思います。完全にそれを無くしてしまえば、逆に向上心が失われる等、悪い面もありますけども、笑顔の人といる方が嬉しい(人が多い)でしょうし。

 そう考えると、大切な人が殺される、というのは結構な負の感情に繋がると思います。だから、大切な人が殺されるような自体はできれば避けたい。

 

 勿論、バーチャルな戦争では、「人の死について軽く考えるようになる」みたいな問題が有ると言われるでしょう。 しかし、それはあまり関係ないと思います。誰しも自分と自分の周りの人間の命は重くて大切なもの、しかし、自分から遠い人間の命はどうでしょうか?例えば、最愛の恋人を殺した犯人はその人にとって同じ人間でしょうか。本気で殺したいと思った相手は貴方にとって本当に人間でしょうか。

 人の命は重くて大切なものです。しかし、それは全ての人が全ての人にとってちゃんとした命ある人間だとは限らないと思います。「尊い犠牲」となった人は、本人達の家族にとっては確かにたった一人の人ですが、「尊い犠牲」を謳う人間からは「尊い犠牲」という塊じゃないでしょうか。

 

 よって、どっちにしろ大差ないならば、人が死なないだけ良いと思います。

 

 さて、重っ苦しい話はこの辺で切り上げて、ワールドセイバー代表のセレディさんの意見に突っ込む作業に移りたいと思います(`・ω・´)

 

 作中でセレディは「世界を一つにする」とか言ってますが、正直言って、そんなこと無理です。まず、言葉とかどうするんですか?自分、英語喋れませんけどもwww約5年間学校で習ってきたけど、ネイティブの人がなに言ってるか聞き取れません。リスニングはフィーリングで解いてる状態です。これはこれでなんとかしないと(-ω-`)

 急に世界の言語一個に統一、とか言われても無理ですよね?神様がバベルの塔を作らせない対策として言語をバラバラにさせて仲違いさせた位ですから、言語というのは異文化コミュニケーションにおいて結構な割合を占めているでしょう。

 はい、論破ーwww(^_^)

 

 次に、「世界に貧富の差があるのが問題」らしいですけども、しょうがないじゃない、資本主義だもの。確かに資本主義は崖っぷちらしいですけど、共産主義とかで皆一律にしてみるとどうでしょうか、働いても働かなくても同じなら働きますか?自分はサボります。それに結局その働く一般人の上に立つ人間が必要で、その人だけ贅沢とかしても良い、ってなりませんか?だってどうでも良い人間の世話を見てるんだから、それくらいないと釣り合わないって思うんじゃないですか?

 それって、資本主義の一歩前に進んでますよね?もしかすれば、解決法が有るかも知れませんが、現在では結局人はお金の為に動いてしまいます。研究するのは、むしろ、研究できるのは、最終的にお金になるからでしょう。新製品が出るのも、休日が多用になったのも、誰かが何処かでお金を手にする為に動いた結果だったりしませんか?

 そう思うと、差があるのが問題でなく、差が埋められないのが問題なんじゃないかと。うーん、難しい。こういうことは一回詳しい人に話を聴いてみたい(´・ω・`)

 でも、今のところは、そんなもんしょうがない、です。

 

 後は、「本当の戦争を教える」ですが、いや、それじゃ代理戦争の意味無いやん?(・д・ = ・д・)?死人を出さないための代理戦争で死人出す仕組み作る?その必要性って何?例え、紛争していた国が分断されて、より貧しい国になったからって言って、紛争で死ぬ人が無くなったのはとりあえず喜んで良い、問題はアフターケアじゃないかと。国民に説明するとか、寄付金を送るとか、技術や勉強を教えるとか、これから発展させれば良いし、巻き込まれた国民は何も悪くないのだから(恐らく)巻き込んだ側は国を良くする手伝いだけ、ちゃんとするべきだ(・ω・´)

 それに、わざわざ本当の戦争とやらを教える必要はあるのでしょうか?いや、無いだろう?と、言うとちょっと怒られそうな気もしますが、日本で言う「戦争について知る」と、いうのは、もう戦争しちゃダメですよ!傷付け合うのいくない!って理由ですよね?セレディが作中でいうのは、どっちかと言うとシュガー社員?とか、残業自慢とかみたいなのに近いのではないかなと思います( ´_ゝ`)

 「ワシの若い頃は~」「最近の若いもんは~」みたいな。結局は自分本位の言葉じゃないかと。そんなこと言われたって分かりませんよ(´・ω・`)あ、マナー守れとかは別ですけども。他人に迷惑をかけないことを美徳とするのは良いことだとは思いますし(о´∀`о)ただ、本物のブーメランは何にも当たらないときしか返ってきませんが、言葉のブーメランは当たろうと当たるまいと返ってきますので注意点しないとですねwww

 

 あまり難しい事を考えるのは得意じゃないですが、自分がしたかったのは好きなキャラが死んだ虚しさをこう、なんというか、形にしたっぽくしたかったので大方満足です。感想の方の記事に書き忘れていたのですが、個人的に今回のダンウォで気になったのは、教室でリクヤさんの席を無言で見てた朝比奈君でした。仇とかなんとか言って敵に突っ込んで行きはしないか心配です。第3小隊全滅とか泣いちゃう。

 

ここまで長ったらしい文章を読んで頂いてありがとうございました(о´∀`о)

さて、最後に昨日から始めたオススメクリスマス曲紹介です。

本日はこちら
初音ミク 金の聖夜霜雪に朽ちて 最高音質 立体音響 歌詞付き - YouTube

では、おやすみなさい(^^)ノシ